医療機関で実施される臨床検査

1年に1回は健康診断を受け、前回のデータと比較して、健康の維持増進に役立てましょう

健康診断の結果の用紙には、各検査項目の数値・所見とその判定、全ての項目を考慮しての総合判定やアドバイスが詳しく書かれているので、検査結果を受け取ったら隈なく読みましょう。基準値から外れている項目はマーキングがされているので、特にその項目は何を調べる検査だったのか、異常値は何が疑われるのかを確認しておきましょう。

健康診断を受けた医療機関によって違うことはありますが、健康診断の総合判定は、一般的には4〜5段階で示されます。@「要注意」は、軽度な異常があるので、生活習慣の見直しを行い、定期的な検査で様子を見る必要がある、A「要観察」は、現段階では治療を要する異常はないものの、半年以内にもう一度検査を受ける必要がある、B「治療中」は、既に治療中の病気に関する数値に異常が出ているので、治療を続行する、C「要精検」は、すぐに治療を要する病気にかかっている可能性が高いので、精密検査を行う必要がある、D「異常なし」は文字通り健康であることを示しています。

「異常なし」以外の結果だった場合、必ず再検査などの指示に従いましょう。生活習慣をどのように改善する必要があるのかは、医師や栄養士、保健師などが指導してくれます。特に40歳以上の人が受ける「特定健康診査」では異常値が出た場合に、「特定保健指導」の案内が届くので必ず受けてください。

健康診断の判定が「要注意」だったとき、異常があったとしても程度は軽いだろうと油断していると、重大な病気に発展する危険性もあります。また知らないうちに病気にかかっていて、たまたま検査数値がよくなっていただけということもありえます。数値に神経質になりすぎるのもいけませんが、最低年1回の健康診断は欠かさないようにし、体に不調を感じたら早めに医療機関を受診するようにしましょう。

健康診断の結果はファイリングしておき、次の検査を受けた際に、比較して、自分の数値の推移を把握しておくことが大切です。結果の意味が分からない場合は、医師などに説明してもらいましょう。